高皇産霊尊伝
五行運行の理法
天王
「タカミムスビのミコト又の名は、アメニトミ之尊と云います。天地に分かれて成りし時その気の中に独りでに化生する神様でもあります。そこに五行相生じ、もとつ息をたもたれませり。詔してもうす。「汝尊はよろしく天下って、五行の相生の運行を成すべし」故に天尊はよって天下り、大地の極を回る。
北から出発して東を巡る。又東から出発して南に巡り、又南から出発して中に巡り、又中から出発して西に巡り、又西から出発して北に巡る。即ち「五行相生の道」を踏み分けて、よく天地の気を持ち給ふ。
是、相生は順に巡って、共に生かし、巡り巡って、あいつづき恵み育て教え養う。此の意をよく成し正すその神理の元である」
五行の体相用の説明
解説1
量子物理学では眼前の空間即ち私を包み込む空間、その何もない空間の中に右巻きクオークと左巻きクオークが存在し、両者がぶつかり合う事で両者の対称性が破れることにより、素粒子が重さを持つに至ると云う。
これが重さの素粒子即ちヒッグス粒子であると云う。2013年ノーベル賞的発想の素粒子物理学の結論である。これは、天祖(大成経)の設計図により何もない空間からEGが発生し、その状態をなずけて無生始大神(ゼロの神)となずけられる。
その神から1の神即ちアメノミナカヌシが生まれこの神が陰と陽に分かれ、そのEGからカミムスビ神とタカミムスビ神という対称性を持つ二神の神の誕生となる。即ちタカミムスビ神はクオークに譬えると右回転のEGを持つ神そのものと考えられる。
解説2
潤い、和するその行は芽気(キザスイキ)を生じ、芽の気をツムトキは木と成す。その生は、イキイキとしている。その体は動きに動き、その用(働き)は二酸化炭素を吸い、酸素を出す。人間界においては、最高の働きの一つを行うのである。
故に東の方位は春を司るな成り。
是、水は木を生ずるその理法の元なり。
陰陽師塾資料62(H25・9・30)